学校や職場から逃げられる人というのはある種の強さだと思う。
こんにちは。きつねこです。
世間では学校や職場を辞める行為を逃げるという表現をよく使うが、
結論から言おう。
僕は逃げるのも一種の強さなんじゃないかなと思う。
逃げも勇気であり、強さである。
かくいう僕は、高校と大学をどちらも中退している。
高校、大学という世間では青春の真っただ中と言われる時期にどちらもドロップアウト。
世間では逃げと言われるであろう。
でも、僕は今思うけど、あのとき逃げて良かったと思っている。
別に強がっているとかそんなんじゃない。
本心から思っている。
おそらくあのまま高校や大学に通い続けたところで精神をもっと病んで今も引きこもりの真っただ中にいる可能性が高いかもしれないからだ。
ある種の逃げなわけだが、そのお陰で世間の人たちと違う生活をし、違う考え方、違う世間の捉え方、自分の向いている生き方、自分の性質を冷静に思考でき、これが今生きる上でとても役に立っている。
そして、人と違って良いんだと心から思えるようになった。
逃げて本当に良かったと思っている。
苦しかったり、いじめられたら逃げたらいい。
いじめ問題で思うのが、なぜ逃げないのか?
それになぜ親が逃げさせないのか?
勿論、いじめを個人の力で克服するのは大切かもしれないが、それで命を絶ってしまっては元も子もない。
それじゃ逃げて引きこもってた方がマシ。
特に強調しておきたいのが逃げは弱さではないよ。
逃げは自分を救う強さだよ。
いじめてくる奴らなんてマジでしょうもない奴らばっかり。
人を死に至らしめるなんて殺人者と大差ないんだから。
そんな奴らと同じ空気を吸う必要はないよ。
そんな奴らに人生壊されるほどクソみたいな話はない。
親父が職場を辞めるっぽい
最近の話でうちの親父が近々職場を辞めるっぽい。
どんな職業か言えないが、平均年収の2倍ほどは収入がある。
しかし、うちの親父は典型的な発達障害。アスペ、キチガイ、やばい奴。
これに当てはまるだろう。
そんな性格だから、当然、職場でも人と対立する。
人間関係をうまくやりおおせない。
最近のなってその長年のストレスが爆発して上司と喧嘩し勢いで辞めてしまおうと思ったらしい。
なので、最近は職場に行ったり行かなかったり。不登校生みたいな生活を思っている。
多分辞めるだろう。あんな感じじゃ。
別に僕は辞めるのはどうにも思っていない。
ていうか、やめて良いと思ってる。
金銭的な面は貯金がかなりあるから生活面は問題ない感じだし、そんな感じで職場に行ってストレスを家に持って帰られる方が迷惑だからだ。
それに、本人の精神面にもよくない。
流石の親父も最近は鬱気味で前までは、精神科医なんか毛嫌いしていたが、この前は自発的に行くと言っていた。
このまま働くのを継続しても給料は入るが、おそらく精神面が蝕まれ鬱がひどくなるだけ。
それじゃ、逃げた方がマシ。
むしろ、親父は逃げる強さを持っている。
ただの逃げじゃんと思うかもしれないが、逃げが正解でもあるのならそれはプライドを捨てた強さじゃないか?
多分、親父は近々辞める。
辞めるだろうけど、お金はあるから贅沢しなければ死ぬまで普通に暮らしていける。
じゃあ辞めたらいい。
もう60手前の親父だ。
発達障害でそれもクローズでよく働いた。
親父は嫌いだが、最低限のお金を稼いでくれたのは感謝している。
あとは、年金生活で細々と生きればいい。
逃げるのは一時の強さ。逃げてからの行動が大切。
逃げる行為は強い。素晴らしい。
だがしかし、これは一時的な強さだ。
逃げてからも継続して人生や問題から逃げ続けているのであればそれは最強から最弱へと変わり果ててしまう。
例えば、いじめられて学校を辞めたとしよう。
ここまでは良い。気持ちを整理する時間として半年~1年くらいは引きこもっても良いと思う。
だがしかし、逃げたは良いが、それっきり社会に出てこれなくなる人もいるわけ。
当たり前だけど、これは良くない。
とにかく、逃げるのは良いが、そのあとの行動がとても大切。
学校を辞めたのであれば、次の学校を見つける、通信制高校を探す、在宅でも勉強できる方法を探る、高卒認定を取る。
働くのであれば、違う職場を見つける、副業を始める、就労支援団体に行く、
など方法はいくらでもある。
とにかく逃げただけでは、一時の避難に過ぎない。
避難し、気持ちの整理が付いたら次の行動を起こそう。
じゃないとせっかくの強さが水の泡になってしまう。
バイバイ。