働いたら働いたで辛いが、ニートはニートで退屈すぎて辛いというジレンマ
バイト・仕事を辞めて数日間は労働、人付き合いのストレスからの解放感か、自由になった気分になる。
これで、精神的にも体力的にも楽になれるという勘違いをするわけだ。
そして、特に仕事を辞めた後というのは、これまで自分は頑張って来たのだからというなぞの自分へのご褒美を上げたくなる。
そんなわけで、ニートに戻った1週間はめちゃくちゃ怠惰な生活を送ることになる。
怠惰な生活=自分へのご褒美だ。甘えに甘えたくなる。
朝は10時くらいの遅い起床。
だらだら朝ご飯を食べ、着替えをする。
歯磨きはその日の気分次第。
活動するかと思いきや、スマホでYOUTUBE&ネットサーフィン、ゲーム、
それに飽きてきたら昼寝。3時間ほどする。
活動は午後5時くらいからだ。
活動と言っても、ブログを書くか、読書をすることくらいしかすることはないし、ブログもその日次第になってしまうことが多い。
夜の9時にマンマの作ってくれた温かい晩御飯を食べる。働いて食う飯も働かずに食う飯も同じ味だ。いつも変わらず上手い飯を作ってくれるマンマには感謝しかない。
そして、風呂に入って永い眠りにつく。いっそのこと眠りから覚めないでもいいのだが・・
こんな感じで1週間を過ごした。怠惰の極みである。
飯食って、うんこして、好きなだけ寝て、怠惰という欲望を貪りつくす。
ゴミ人間ニート。ここに極まれり。
バイト辞めて1週間こんな生活をしていた。
でも、ここに来て、そのニート生活が苦痛に感じ始めてきた。
流石に、誰にも会わず、家でずっと過ごすというのは退屈以外の何物でもない。
確かに、ニートは好きな時間に起きて、好きなだけ寝て、働かずにゲームや
ネットサーフィンだけをしておけばいいのだから、端から見れば極楽天国に感じるかもしれないが、実際は孤独と退屈と刺激のない生活でどちらかと言えば地獄とも言える。
アウトドア系ニートなら社交的で外でのストレス解消もできるかもしれないが、インドア系ニートはストレス解消どころか色んなものがどんどん悪化していく。
生活習慣の乱れ、コミュ力の低下、体力の低下、社会性の低下、自制心の低下、などなど
メリットなどはほとんど皆無で、デメリットの方がはるかに多い。
ニートに毎度戻るたびにいつも思うのは、ニートになりたいとは思うものの、ニートは実際きついのである。
それは毎回ニートに戻るたびに思うことである。
だけど、一番問題なのはニートに戻ってきついと思って、またバイトを始めるのだが、バイトもバイトで俺のコミュ力や自信のなさが働くことを苦痛に感じさせる。
ニートも辛いが、働くことも同様に俺は辛いわけだ。
そしてバイトも続いて長くても半年くらいでバックレ、失踪してしまうというなんともゴミ糞人間なけだ。
バックレ、失踪後は何とも言えない罪悪感、後ろめたさがありものすごいストレスに襲われる。
だから働く、責任を持つというのは辛い。
働くのも辛い。ニートも辛い。
どっちの辛さを選べばいいのか分からない。
今、このジレンマにとてつもなく悩まされている。
そもそも生きていること自体辛い。
とにかく逃げて生きていく。